勉強会のお知らせ

31n2wzAaE7L.jpgLeibniz-Des Bosses往復書簡集 読書会のお知らせ 
ライプニッツの著述のうち特に難解といわれる、『デ・ボス=ライプニッツ往復書簡集』の読書会を、2008年5月より隔週で行っています。次回は以下の日程で行います。

日時  2009年12月7日(月)
    6時半より
場所  慶應義塾大学文学部 中川純男研究室
   (慶應義塾大学三田キャンパス教員棟2階206号室)

第18書簡(デ・ボスからライプニッツへ、1709年6月25日付書簡)
The Leibniz-Des Bosses Correspondence (The Yale Leibniz Series),ed. Brandon C. Look, Donald Rutherford の88ページから。

>>『デ・ボス=ライプニッツ往復書簡』とは?
…詳細は、本読書会の詳細とともに「詳細を見る」をクリックしてご覧ください。 『デ・ボス=ライプニッツ往復書簡』は、ライプニッツが死の直前(1716年)まで、イエズス会の僧バーソロミュー・デ・ボスと交わした書簡集です。「実体的紐帯vinculum substantiale」という、ライプニッツの「モナド」論の根幹にかかわる独特な概念をライプニッツが提唱したことで広く知られています。

今回の読書会では、ライプニッツが旅行から帰還した直後(1707年)にデ・ボスにより送られた1707年6月25日付の書簡(第18書簡)を講読します。
当書簡は、ヤンセン派に関するデ・ボスの考察が大部を占め、第17書簡までにライプニッツ、デ・ボス両者でおこなわれてきた哲学的議論がほとんど有りません。デ・ボス特有の晦渋な文章によるヤンセン派評が続き、哲学的な興味が惹かれる箇所は皆無ですが、しかし、このことは逆に、ヤンセン派と対立関係にあったイエズス会においては慎重な態度が求められたことを、うかがわせます。そして実に、ヤンセン派の動向は、デ・ボス、ライプニッツ往復書簡を織り成す縦糸の一つとなっています。1653年にインノケンティウス10世の回勅により禁止後もなお、ヤンセン派の影響は、ヨーロッパ全土に根深く残っていました。ではヤンセン派の何が問題であったのでしょうか。今回の読書会では、このことに焦点を当ててみたいと思います。

 本読書会では、
The Leibniz-Des Bosses Correspondence (The Yale Leibniz Series),ed. Brandon C. Look, Donald Rutherford
を底本としています。第15書簡等々のナンバリングもこの定本に従っています。同時に、従来用いられてきたGerhardt版 Die philosophischen Schriften von Gottfried Wilhelm Leibniz, ed. by C. I. GERHARDT, 7 vols., 1875-1890. も異同確認のため併用しています。ご希望の方には、両版のコピーを配布いたします。

読書会のお問い合わせは、田子山和歌子(慶應義塾大学)へjapan.leibniz.symposium@gmail.com
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