セミナーのお知らせ

第二回ライプニッツ・セミナーのお知らせ 
 真理は実体から遊離しているか―名辞とSuppositum
   ―ホッブズ De Corporeを中心に―

「ライプニッツ研究会」では、年一回行われる通常の研究会(学会)のほか、ライプニッツをはじめとする17世紀の思想家のテキスト精読の会(セミナー)をおこなっています。通常の研究会や学会とは異なり、各回少人数の発表者による研究発表会です。一人当たり2時間程度と、やや長時間の研究発表、討議を行います。
第二回目のセミナーでは、ホッブズ研究者の川添美央子先生(聖学院大学、政治学)にご発表いただきます。日程および場所は以下のとおりです。

時  2009年10月24日(土曜日) 15:00〜
場所 慶應義塾大学(三田) 大学院校舎2階 324番教室

今回のセミナーでは、『リヴァイアサン』で名高い17世紀の法哲学者、政治哲学者であるホッブズHobbesの哲学的側面に光を当て、代表的な哲学的著作である『物体論』De Corporeを中心にご発表いただきます。ホッブズは、極端な唯名論者、唯物論者として知られ、17世紀哲学に大きな影響を及ぼしました。ライプニッツもまた例外ではありません。ライプニッツは、ホッブズの哲学理論に対し終始批判的でありましたが、しかし、そのことは、ホッブズの哲学理論が彼にとって無視できぬものあったことを示していると思われます。『物体論』De Corpore(1655)は、より正確なライプニッツ理解にとって、ホッブズの哲学理論を確認するうえで不可欠な文献であると思われます。

今回のライプニッツ・セミナーでは、ホッブズ哲学の要諦である、名辞Terminus概念と基体Suppositum概念について、『物体論』De Corporeの3章3節〜8節、および、8章1節を中心にご発表いただきます。テキストは、
De Corpore, Elementorum philosophiae section prima, édition critique, notes, appendices et index par Karl Schuhmann, Introduction par Karl Schuhmann et Martine Pécharman, Paris : J. Vrin, 1999.(シューマン版)を用います。
オンラインでも閲覧可能です。

ライプニッツ・セミナーでは、実際に哲学テキストを読むことで、テキストを分析する喜びを共有したいと考えています。ホッブズ、ライプニッツにご関心のある方はもちろん、ライプニッツと同時期のデカルト、スピノザの哲学に関心を寄せる方、また、中世哲学を学ばれている方の参加も歓迎します。奮ってご参加ください。
なお、参加者には当日プリントを配布いたします。

「ライプニッツ・セミナー」のお問い合わせは、ライプニッツ研究会幹事 田子山和歌子(慶應義塾大学)へ
japan.leibniz.symposium@gmail.com


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